パピワン

サバカン SABAKANのパピワンのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
4.3
「キンタマかくなやぁ!!」
「キンタマくらいかくやろがあっ!!」
「キンタマ潰すよっ!!」
「キンタマが消えたぁ…😭」
(この映画、キンタマに対してすげー執着あんなぁ…🤔)

最近やたらとタイムラインに流れてくる、映画「サバカン SABAKAN」のレビュー!
めっちゃ!!良い映画だった!

くだらねぇ仕事終わり!
ノスタルジーな映画を視聴することに至る所存にありにけり!
96分という短さなら、平日でも見れる…ッッッ!

主人公⁇兼語り手は哀愁漂う名俳優の草薙剛。
アメリカの子供は死体🧟を探しに冒険に出て、日本の少年はイルカ🐬を探しに夏休みの冒険に出る!
一夏のノスタルジーな友情と哀愁の映画!

あらすじ!!
物書きをしている久田。
文学小説を書きたいと思っている久田だが、編集には文学小説は売れないし、久田の文章は特徴が無く、読みやすいとの事からゴーストライターの仕事を依頼される日々。
妻とも離婚をし、子供とも会えるのは限られた時間のみ…
そんな久田はサバの缶詰🥫を見たら思い出すことがある…

時は遡り1986年の長崎。
久田の小学生時代の思い出。
スマホも携帯もねぇっ!
学校のクラスではキン消しが流行る、そんな時代。
時代は変われど、スクールカーストの様相は変わらずッッッ…
服がいつも変わらず、消しゴムも無い、あからさまに貧乏そうな少年竹本君。
クラスのみんなは竹本君をバカにし、家を見に行くことに。

着いた矢先の竹本君の家は、キン肉マンの家!とバカにされるくらいのボロボロなお家。
(わかりやすく言うとサンシャイン池崎の実家、バキん家の落書き無いバージョン)
クラスのみんなが大笑いし、バカにするなか久田君は笑わず帰路につく。

久田君ん家は、長崎1怖いかーちゃん(父ちゃんのキンタマを蹴り上げたことがある)。
キンタマをよくカキカキしている父ちゃん。
マルコメ坊主みたいな可愛い弟がいる、騒々しくも幸せな家庭。

夏休み初日に事件がッッッ!
竹本くんがなんと久田家にやってきて、イルカを探しに行くぞ!
と誘ってきたのだ!
やむを得ない理由で同行を決意する久田君。
イルカが現れるというブーメラン島を目指す2人!!(情報源はヤンキー)
しかし、その道中には、心が折れそうになるレベルの坂!(俺の妻ならここで引き返してた)
地元ヤンキーの襲撃!映画のキラーのような、ミカンを育てるオッさん!
思わずオッパイに視線が吸い寄せられる美人!
とイベントが盛りだくさん!!

果たして、2人の少年はイルカを見つけることができるのかー!!?

てなーーお話し!!
めっっっっっっちゃッッッッッッ!!!
良かっッッッたッッッ!!!
キャラが良い人物が多いのに、深掘りはせず、あくまでメインはひさちゃん、たけちゃん!

子供の頃はとんでもなくデカく見えたシンデレラ城、無駄に大きくなったオッさんになった今じゃ、小さなお城に見えちまう。
ささいなことが大事に感じたり、ちょっとしたことが大冒険と感じた少年時代。
誰しも一度は経験、感じたことがありそうな部分を的確に突いてくる、良き映画だった…

ひさちゃんもたけちゃんも本当ーーーに良い子で、隣に置いておいた妻がキャッキャと喜んでおったわ!
週の中日の水曜日、良ーーーい映画を見て、精神が回復したのを感じる…

しみじみと良き映画だった…
俺の時代はバトル鉛筆✏️が流行って、遊戯王、ポケモンカードの最初期が売り出した頃かなぁ…

ノスタルジーな思い出に浸れる、良き映画。くっそ暑い日に見るには時期が合っているしオススメじゃい!
以上!
真夏が如くな暑さにうだるパピワンでした!!
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