最後の最後になって、タイトルの意味がわかるという妙技!
めちゃめちゃ心に沁み入る映画だった!自分の子どもの頃の記憶をふと思い出すような。きっと視聴者はそれぞれの幼少期を思い出したんじゃないかと思う。
缶詰とは中身の腐らないもの🥫
当時の気持ちをそのままに、長い時間を経て再会することの不安さや楽しみみたいなものを表現したタイトルだと思う。
きっと視聴者は、映画をみてそれぞれの心の中のサバ缶を開けたんだろうな🐟
最後、おじさんがみかんを持ってくるところ。その後の「甘かね」っていう言葉。あれは泣いちゃうよ。刹那的に味わうものもまた、缶詰とは違って記憶に残るからね🍊
ところで久田くん(番家一路くん)の演技がすばらしい。これが初映画とはとても思えない。
竹本くん(原田琥之佑くん)の演技もすばらしかった。それにしても、竹本くんの人生ってあまりにもハードモードすぎないか??って。そのことがとても気がかりだった。
あと竹原ピストルは本当にいい演技をする。自然体であんな感じなんだろうか。
ところで、映画としていくつか気になることがある。私が見落としているだけかもしれないけれど。
・なんでタイトルにアルファベット?
・現代で久田(草彅剛さん)が抱えている苦悩を解決する限って、幼少期にあった?
っていう2点。誰か分かる人、いませんか?