くだらない破茶滅茶アクションなのかと思ったら後半からエモーショナルな映画だった。
母娘の話であり夫婦の愛を取り戻す話であり父娘の話でもある。
家族と大雑把に纏めず後半で丁寧に丁寧に関係を描いてるのがとても良かった。
前半とラストのくだらないギャグ入りのアクションも好きでした。
ただし犬の扱いが酷いので注意(思わず吹いたけど)
全てのマルチバースのあらゆる職業の自分の能力を使えるようになる、って設定が良かった。
それがまた後半と繋がって。もっと成功してたかもしれない自分を考えたり、今が失敗してると思うのは違う、全ての選択の結果の今が一番正しいはずだしこれからの可能性は無限大だ。今の自分を認めようというメッセージがとても良かったです。
主人公の娘がレズビアンだったり、他にもまじめな同性愛描写出てきてクィア描写も良かった。
悪役の衣装が毎度可愛いのも良かったです。