パルパティーン

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのパルパティーンのレビュー・感想・評価

4.8
ずっと気になっていた作品でやっと見てきた。やはりアカデミー賞ノミネートされただけはあった。マルチバースでこれをやって欲しかった。これこれーって心の中で連呼していた。IMAXで鑑賞した。

アクションが全面的に最高だった。カバンアクションやマルチバースの自分を生かしたアクションなどもうどれも最高だった。
とあるマルチバースでのシーンで敵を倒すごとにスマブラのヒット音が鳴っていたが、もうそれにしか聞こえなかった。

家族との絆の映画でもあり、娘と母親のやりとりがとてもいい。本来の自分を受けいられず、期待するということをやめた。娘の気持ちが度々理解できるところもあった。

ここまでカオスな映画はバビロン以来である。バビロンとは別の意味でのカオス具合であった。これは好き嫌い分かれると思う。自分はハマった。そして、おふざけ具合も最高であった。ここまでおふざけをしたのに、しっかりと最後は綺麗に着地していた。
そしてこのイカれ具合は最高であった。さすがスイスアーミーマンを作った監督である。こういったイカれ映画が最近ハマってきているのかなと思っている。また新しい境地に進んでいる。


2023年20本目