saodake

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのsaodakeのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

色々情報量多めで目新しい内容に付いていくので精一杯だったが、根幹はシンプルでよくある家族の問題だから置いてけぼりにはされないという良い構造だった。
それでも頭悪いんで途中わけがわからなくなったけどね。
MCUと違って真面目にマルチバースがあったらどうなるか考えていて偉い。MCUの中途半端さにイライラしてた気持ちが浄化された。
進化の過程が違った世界、生物が誕生しなかった世界は誰でも想像したことはあるだろうがそれがちゃんと入っていてスッキリしたわ~。
面白い映画ではあるんだがギャグセンスはいまいち。。。スイス・アーミー・マンも似たようなネタの連続だからああいうセンスの監督なんだろうがねぇ。
変わった映画に見せておいて根幹のストーリーがあまりにも普通すぎるのも、大衆受けするんだろうけど結局家族愛かぁと。
自分自身親を捨てて生きているつもりなので闇落ち娘の気持ちに寄り添って見てしまったのかなぁ。
こういうエンディングならアカデミー作品賞も十分取れると思うがさあどうなるか。
saodake

saodake