おもしろいかどうかというより好きかどうかみたいな映画かなと
石のところ泣きそうになったし題材や表現方法のセンセーショナルさなど、おもしろさも“エンタメ力”を感じるところもあって好感持てはするんだけど、「最高〜!」ってなるつもりで行ったのに私に合わなくてしょんぼり
割と序盤から心が俯瞰に入ってしまいのめり込めなかった
うすた京介もしくはコロコロコミックスのギャグ漫画みたいなテンションで、予告の感じから珍作品だろうなとは思ってたけどあのテンションのままイイハナシダナに持っていく感じがちょっと…
展開の仕方も勢いばかりで“消費されてる感”を感じてしまい逆に空虚に感じた
(うすた京介作品もコロコロギャグ漫画も大好きです)
(あの勢いとスピード感がたまらん!という意見はとてもよくわかる)
それはもはや悪ふざけなのでは?というシーンもちょいちょいありしんどさすらあった
24時間テレビかってくらい「愛は地球を救う」オチしてたしね……
まあマルチバースの表現方法とか、入れ替わり方法はかなり面白かったし異常行動のたびに幼稚園児のように喜んじゃったけど、目の前のひとつひとつの現行世界を大切にしていない感じというかその辺が“映画”としての表現方法として果たしてどう?って思っちゃったり
私向きじゃなかった無念
2023-26