昨今流行りのマルチバースもの。Everything everywhere all at once（物事が一度に起こっている）というタイトル通り、マルチバースから様々なエブリン（ミシェル・ヨー）の力を借りて宇宙を救うというストーリー。ドクター・ストレンジと少し話が似てるところがありますね。前も別のレビューで書きましたが、マルチバースは悪手だと思ってます。話が複雑になってなんでもありになってしまうから。案の定今作もなんでもありで話が異常に複雑になってました（笑）変なこと（例えば靴を左右逆に履く）をしたらマルチバースと繋がるという設定なんですが、これって他の映画でも観たことあるんですが全く思い出せないんですよ。それが気になってしばらく映画に集中できなかったです💦
インディ・ジョーンズファンの私からしたら魔宮の伝説のショーティことキー・ホイ・クァンがおっさんになってて出てるのはとても良かった。おかしくなったエブリンを必死に説得するシーン、あれっておそらく魔宮の伝説のオマージュですよね？考えすぎかな？
ストーリーは複雑ですが不思議と泣ける映画になってました。マルチバース版積木くずしと仰ってた方いらっしゃいましたが、まさにそうだと思います。
てか、これから映画はマルチバースネタがスタンダードになるのかね。頭悪い私を置いていかないでくれよ…。
