ウルフガー

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのウルフガーのレビュー・感想・評価

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劇場にて鑑賞。ギリギリ面白かった、というところか。凄く丁寧に作られているしアイデアも面白いけど基本的に娯楽映画ではないのにそう思わせる前半によってラストが拍子抜けと感じてしまう構成で損している。着地点が凄く無難。まあ楽しかったけど。

バースジャンプのために変なことをしなければならないという設定が寒かったかな。他にもアクションシーンに強烈な下ネタぶっ込んできたりと「スイス・アーミー・マン」の時にも感じた「俺たちこんな馬鹿なことできるんだぜ」みたいなあざとさは苦手だった。

役者さんの素晴らしさが作品の質をかなり底上げしているということはあって、タイプキャストされがちなジェイミーやミシェルは今までにないキャラの演技が、キー・ホイ・クァンは子役以降干されてたので全ての演技がフレッシュに感じた。
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