マリン

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのマリンのレビュー・感想・評価

3.4
とにかくカオスっていうことだけ事前情報として知っていたものの、初っ端から破茶滅茶で情報量が多くて、果たして最後まで置いてけぼりにされずに付いていけるかどうか不安になった。結果として置いてけぼりにされることもく、途中ケラケラ笑いながら鑑賞👏

シンプルに言えばコメディー&マルチバースというSF感満載の家族愛の物語。
マルチバースに突っ込む時に自分自身に何かしらの刺激が必要なんだけど、まじでお尻に変なもの突っ込もうとしたりしないでほしい。劇場で私のお尻が悲鳴あげたから。(痛み共感するタイプなの🫠)
この辺り本当にカオスで、何でもやりたい放題にすればいいと思うなよ?!って思いながら観た。これがコメディー要素の醍醐味だとも理解はしてるんだけど、ちょっと破茶滅茶すぎたな。それでもやっぱりマルチバースに繋がるこの部分は撮り方も含めて面白かった!

あとマルチバースに繋がったことで「あの時に別の選択肢を選んだ自分」が主人公の過去を振り返りながら出てくるんだけど、旦那さんと一緒になったからコインランドリーで永遠働いてる!こうなったのは貴方のせい!みたいなの、良くないよ?!ぜーんぶ主人公の選択だから!!!

娘役の女の子(ジョイちゃん)と国税庁?のベテランおばちゃん役の人の演技が好きだったな。
ジョイちゃんの表情が明確で、どのジョイちゃんを演じてるのかすぐに分かって助かった。笑
国税庁おばちゃんには無理させたらだめだよぉ。スタントマンいっぱい使ってたけど、それでも骨折るからね!おばちゃんのことは労ってあげてくれ。

レミーの美味しいレストランのオマージュ出てきたの笑っちゃった。ジョイちゃんが豪快に笑うから、映画館でつられて笑ってしまったわ🦝
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