桜内曜

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの桜内曜のレビュー・感想・評価

3.8
宇宙は広いよ
良かったところ
公開前から期待して本作、アカデミー賞
発表の次の日に見に行って来ました
感想としてはまぁ悪くはないし
好きなところもあったけど、
イマイチ乗り切れなかったかな
アクションシーンは本当に素晴らしかった
けど途中から失速しすぎ

本当にアクションは文句がないぐらい
良かったマルチバースを使いつつも
様々なアイディアがあった
序盤のキーホイファンのアクション
かっこよかった、ここはホント見てみて
欲しい
そこからの展開は面白いと感じるところも
あったし???となるところもあった

キャストも良かったなぁミシェル・ヨーも
様々な役をいとも簡単に演じ分けてた
キーホイファンもアクション以外も
良かったし子役時代も見たいなと思った
ジェイミーリーカーティスはやはりいい
あのお腹自前とか信じれん
あの壁に突っ込んでる絵面好き

笑えるところも多くて
途中途中で笑ってた
マルチバースの数々が色々面白い
石のところ好き、あれの撮影の
裏側見てみたい
カオスを映像化すると
こんな感じなんだろうなと思った
しっかり見たつもりなのに
見終わると何見たのにか分からなくなる
配信でもう一回見直したいな

悪かったところ
さすがに中盤から終盤にかけての展開は
カオスを通り越して意味わからんが
勝つ、本当に意味がわからん
なのにストーリーは意外とシンプルなのが
よく分からん
終盤の泣けるはずのシーンも疲れすぎて
泣くに泣けなかった
あの犬のシーンは正直ない
小さいシーンではあるけどあれはないな
ああいった悪趣味演出は嫌いでは無いけど
動物の悪趣味演出ははシンプルに苦手
あの演出は苦手な人多いと思うよ
これもカオスの一部なのかな

途中からストーリーがどういう話
なのかがわからなくなる
この映画好きな人にはハマるだろうけど
自分はイマイチだったなぁ

正直良さがイマイチわかって
ないんだよなぁ
マルチバース設定を上手く活かしては
いたと思うけど、それをカオスって
一言で片付けるのはもったいなくない
正直設定がよく分からんまま話が
展開して言ってしまうから
結局なんだったんだとはなる

でも嫌いになれないのもまた事実
ホント変な映画
桜内曜

桜内曜