リピートしたいめちゃくちゃハマったとかではないのですが、なんかこう単純に良い映画作品観たなー！と思いました。
バトルものSFもののスパイスを効かせた、愛とヒューマンドラマでした。素敵。
石のシーンがとても好きです。
自分を見つめ直す事と受け入れる事、家族であれ自分とは異なる他者を認め尊重すること。つい自分が1番大変で苦労している可哀想と荒んでしまう事もありますが、視野狭く他者を蔑んたりしないように。
とてもシンプルだけど、色んなことに埋もれたり、環境や固定観念で除外したり嫌悪したりして、有耶無耶にしてしまいがちな所だなと思いました。
キャスティングはもちろん最高ですし、舞台設定やキャラクター像が凄く巧みだなと感じました。なんというか、エンタメ系スーパーヒーロー作品で少し物足りない部分が埋まっている感じというか、なんかこうとにかく１つの映画作品としてすごく肉厚で満足度が高かったです。
キー・ホイ・クァンとミシェル・ヨーとっても素敵でした。冴えない夫婦の時はもうそうとしか見えないのに、アナザーで映画業界人の姿はバッキバキのオーラでめちゃくちゃ格好いい。もちろん他の俳優さんたちもとっても良くて観ごたえあります。
スーパーヒーロー系バトルメインの気軽に楽しいエンタメ大振り系作品と思って観に行かれる方は、思ったのと違う分かりにくい！みたいなこともあるかも知れないなと思いました。
