小野達哉

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの小野達哉のレビュー・感想・評価

3.8
Mom, I just won the Oscar!でおなじみ

ただのカオス映画かと見せかけて、不寛容な社会での生き方だったり、ベーグルに自ら吸い込まれようとする(=自ら死を選ぼうとする)娘への接し方だったり、しっかり一般大衆に向けたメッセージも組み込まれて非常に良かった。
序盤で何コレ?となって理解するの諦めなければ終盤のカタルシスは普通に泣ける
最後の天馬往空もよかったな

ちょいちょいやりすぎ感あるギャグ描写もあったけど、その辺りは個人の趣味の範囲かな
個人的には石の掛け合い長回しとジョジョ・チューバッカがおもろかった、あとratatuilleイジり

そして映画館の割と近くの席にクソほどゲラなババアおって、まあそれは良いんだけど、終了後に「日本の映画館って静か過ぎだよね〜」とか言ってイキっててゲロキモだった。イヴリンが女優のバースに飛んだだけでクソわろてて、いやそれ単体では別にオモロないだろと