導入部の騒がしさが尋常じゃない
発狂しそうな気分を体験できます
置いていかれるスピーディな展開が体験型
痛快SFアクションコメディではなく本筋はドラマ
石のシーンで伝えたい事がはっきりした後、解決すべき問題がどんどん身近になっていき頭の中がクリアに
うっかり泣きそうになってしまった
いい映画
スイスアーミーマンの時にも感じた、視界が開けて世界観が一気に収縮する体感が好きなんだがこの映画でもきちんと感じることができた
(この感じは特にアニメ作品に多い印象がある)
もう少し静かであればもう一度観たいがなかなかにパワフルなので観る日を選びそう
2倍速で録画ドラマを観たり、1分以内のショート動画で暇を潰す人がどんどん増えてきた何とも言えない時代の、新しい映画のかたち、という見方もできた
賞はそういった意味合いでなんとなく納得
個人的に
“←you are here”のポスター的な考え方をいつも心の中に持つようにしてるのでストンとハマった映画だった
手塚治虫の火の鳥が好きな人にもおすすめしたい
