大傑作なんじゃないですかこれは
散々振り回した挙げ句、結末は優しくてあったかい
なかなか無い映画だと思う
大前提として馬鹿馬鹿しいし下品だし突拍子もない
スイスアーミーマンの監督だなぁって感じ、一切ブレてない笑
ジャンプの仕組みとか素晴らしすぎる本当に面白い発想
下らないコメディかと思わせといて、映像の情報量は凄まじい
前半部分のスピード感とか異常
アクションもすごいし見てるだけで息が切れる
ほとんどジェットコースター
着いていくのに必死、、と思いきやストーリー自体はシンプルなのと笑わせ方が幼稚なので全然軽い気持ちで見れる
意気込んで見る必要はない、映像の情報量がやばいだけ
って思ってたら徐々に雰囲気が変わる
アクションシーンは減って、テンポが落ち着く
突拍子もないアクションSFコメディから家族を描くヒューマンドラマになる
でも無理やり変化するわけじゃなくて、後半のストーリーを作るための前半だった事に後から気づく
この移行に脳みそが対応するかが、この映画の評価を二分してるのかなと思った
なにはともあれ傑作
監督たちの発想とそれを落とし込む情報処理力に脱帽
トップガンも好きだけど、この映画がオスカーを取る意義もしっかり理解できた
