ピロシキ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのピロシキのレビュー・感想・評価

4.0
今のあなたは色んな「〜な人生だったかもしれない」に溢れてるけど、それはまだその〜になれる可能性がまだあるということ。何にでもなりえるし、あのライバルも、うるさいあの人も、頭の固いあの人も、シンプルじゃなくて心の中には色んなあの人の可能性がある。だから他の人との違いに敵意を示さないで、たとえその人の選択があきらめ、絶望だとしても。
そして、物事はポジティブとネガティブの二項対立じゃなくて色んなものが混在することだってできる、というか人生ってのはそんなに単純に定義付けられるものじゃない。

カラフルなんだけど少し暗い表現が印象的。ピザの看板の戦闘シーンと爆弾が香水に変わるシーンはポップで観ていて楽しかった。
ピロシキ

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