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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのNのレビュー・感想・評価

4.8
怒涛の展開の映像の中にある優しさと家族愛。
最低な生活と人生嫌なことだらけだけれどあなたとここでずっと一緒にいたいという言葉、宝物みたいだ。

どんな人生でも優しくあり続けてくれたウェイモンド。どっかのレビューで見かけたけど、かつての映画では女性に割り当てられていた役を男性が演じてくれて正に映画の新たな幅を観れたな。さっきまで笑っていたと思っていたらいつのまにか涙流し続けていて自分でも感情の波に呑まれてわけわかんなくなってた。
家族映画でもありカンフー映画でもあり、女性たちの映画でもあり優しさの映画でもある。

最近の海外映画やドラマを観ると他国の寛容さと比べてしまい自国に嫌気がさしてしまうけれど、この映画をみてまだ少し希望があるかもと思えました。
可能性があると示してくれてありがとう、うちの親見観たらしいがちゃんとそこまで感じ取ってくれたのか⁉︎
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