はっさく

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのはっさくのレビュー・感想・評価

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マルチバース(並行世界)という、誰もが一度はそんな世界があるんじゃないかって空想に耽ったことがある、多元宇宙論がテーマになっているんだけれど、なんかややこしくって今どの世界のいるんだ?、これは過去か未来か、憧れていた世界か?なんてわからなくなるけれど、行ったり来たりしているうちに並行世界っていうものがどういうものか、なんとなく解るようになる(気がする)。

全体的な映像のタッチが好きで、CGとか使っているところもあるけれど、アナログな手法を使っているとこともあったり、いろんな映画へのオマージュがあって、ただ単純に難しい映画っていう感想で終わらないようにちゃんと、観客を楽しませようとしてくれる。

「家族」という身近にある存在、しかし、それは時として一番遠い存在となる。それを引き寄せようとするために、こんなにも遠回りをしなければいけないのか。
大切なものは意外と足元にあったりする。伝えようとしていたことは、意外とシンプルなことだった。

マルチバースは友達が説明してくれたのが一番わかりやすかった。
多分、あと一回観たらすんなりと入ってくる。
はっさく

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