Fulomaru

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのFulomaruのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

無数の可能性の前にニヒリズムに陥ってしまう娘と、可能性を否定する事で日常性に安住していた母、この二人の衝突で、二つの価値観がアウフヘーベンされて何かとんでもない哲学が生まれる!!と途中まで思っていたが、、

最後は愛が勝つという結論は陳腐に感じてしまった。ここまで衒学的な作品にした以上筋の通った結論に着地するのはそもそも不可能なのかもしれないしそれが狙いなのかもしれないが、

もっとこう、あるだろ!と思ってしまった。
Fulomaru

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