みよし

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのみよしのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初っ端からA24らしい色遣い
なんでテーマが月の光なんだろ、月は皆平等に照らしてくれるから?
ジョイの若いが故のニヒリズム(でもそれも年齢に左右されないよね exゴンゴン?)
役者がアジア系なのがいいなこれは
→仏教的観点?ドーナツは輪廻転生?世界を観るためにもう一つ目があればいいのにね=開眼
親と子、男と女、同性と異性、米と中、資本主義と社会主義、天国と地獄、サドとマゾ、老と若。二項対立を作り出し(二項対立に限らず)、分かり合えないと切り捨て、差別する世界を、虚無的な目線で見つめ、達観してるがごとく諦めることは容易い。でもその先を見据えることこそ人間のあるべき姿なのかもしれない。でなければただそこに転がる石と一緒。
"We’re all useless alone. Good thing you’re not alone"
人間を諦めない
これぞ真の多様性なのかもしれない、と納得させられてしまう作品。
みよし

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