あちぴろ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのあちぴろのレビュー・感想・評価

3.3
実は本作、映画館の上映期間中の3/17(金)に劇場(イオンシネマ四條畷)に足を運んでた。
インスタのストーリーにもチケットの写メ上げてたりして、ワクワクしながら上映を待ってた。
はずだった。
気がついたら、劇場スタッフに起こされるというまさに、別次元の世界に行ってしまったかの様なあの瞬間。
頭が真っ白と、着ていた服にヨダ◯が溢れてて真っ白とダブルの真っ白を体験して、下車駅過ぎて慌ててドアに走る最終電車のおじさんごとく劇場を後にした。

それから待つ事数ヶ月。
今や、邦画のみならずアカデミー賞受賞作品でも早々とPPVで観れる。
ありがたいですなぁ。
反面、映画館に足を運ぶ機会も減る様な気もするが。

なんで映画館で寝てしまったのか。
全くついていけなかったからというのも大きい。
MCUでやや耐性はついていると思ってたのに、作り手変わると全くその耐性はなかったことの様になる。
全く頭に入ってこない。
次第に瞼を閉じる原因となったのは否めない。

さて。
ネフリでも観れる様になったので、再生を押す。
やはり、あの時のヨダレおじさんは健在で、自宅のソファか映画館の椅子かの違いで、またウトウトとしてしまう。
ハッと目が覚めてまた戻す。という自宅ならではの楽しみ方?でなんとか最後まで完走。

理解出来ない部分が大半。
「もしかして、理解出来ないのはボクだけで、みんなは理解出来てたりするのか。。。」と半分恐る恐るでレビューを観たら、、、
ε-(´∀`*)ホッ
理解出来てないのか、理解を必要としなくなる蓋が閉じられたのか、理解している方もいたりするフォロワーさんたち。

ボクにゃ全く不明点だらけ。
さすがアカデミー賞作品やでぇぇぇ。。

ジョブ・トゥバキという宇宙一の悪が、最愛の娘ジョイに乗り移ってしまった為、別の宇宙から夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)がエブリン(ミシェル・ヨー)にマルチバースの世界を駆け抜けて倒すと言うお話(で、合ってるのかすら不安。笑)
ウェイモンドがモニターを通して呼びかけるシーンはちょっと「マトリックス」の現実世界の時を思わせる。

役者の演技はどの方も素晴らしかった。
ミシェル・ヨーは中学生時代に観たジャッキーの「ポリスストーリー」から数えて何年も一線でハリウッド映画にも多数出演してアジア人女性初のアカデミー主演女優賞を受賞という快挙。
助演男優賞にキー・ホイ・クァン、助演女優賞にジェイミー・リー・カーチス。確かにいい演技してたけど、娘役のジョイ演じたステファニー・スーもかなり良かったけどなぁ。

指がソーセージの世界だったり、女優の世界だったり、岩になったり。。。
うん、マルチバースだよね、こういうの。
カンフー+マルチバース+家族の愛
でよき?
違う?
もういいや、三度目はないかな。

(2023/3/17 映画館、2023/9/7)
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