Taka

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのTakaのレビュー・感想・評価

4.2
愛はマルチバースを救う!

些かしつこくて悪ふざけが過ぎるのが難点。
ちょっと下品も混じってるし。
とはいえ「これ、要るか?」と思った多くのカットやシーンが後に活かされていて驚く。
(だからといって、伏線、ってほど大袈裟なものでも無いが)

ミシェル・ヨー (もう60くらいになるのか!若いな!) も キー・ホイ・クァン も良いのだが、ジェイミー・リー・カーティス も凄いぞ!

「岩」のシーン、好き過ぎる。
このシーンだけで点数UPする。

妄想にしろ現実にしろ、母親と、思春期を拗らせた娘との確執を、こういう形でえらく壮大なSFに仕立てあげた構想は評価に値すると思ふ。
あ! 監督/脚本は『スイス・アーミー・マン』のお二人なのね!
と納得の作品。
Taka

Taka