かわうそ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのかわうそのレビュー・感想・評価

3.8
SMALL stupid humansで
秩序のない混沌の一部で
過去の常識が今ではありえない事だったりするように今の常識も本当は常識じゃないのに、
手がソーセージの世界もあるのに(?)、
小さいこと気にしすぎ
思考狭すぎ/脳みそ堅すぎ
色々縛られすぎ
ヘイト溢れすぎ
この地球で傷ついてしまった人は絶望して不幸に思ったり破壊行為に走ったり。
娘(🦹🏻‍♀️)のnothing matters:ニヒリズムみたいに。

でもでもnothing mattersだからこそ!!do whatever you want to doっていう姿勢/生き方を示して希望を見せる映画。


''全てには裏表があって、悪いことが起こっても良いことも起こる。今'悪い'って思っててもthere is always somthing to loveだよ🫶(絶望してないで今そこにある幸せ、愛をちゃんと見てあげよ)''っていうメッセージを受け取る。
娘のbut i'm tired, just let me goが心痛かったけど結局母が愛で包んでくれて泣く。


映画上の'ジャンプ'ではないけど、'あり得ないこと'をしていってトラブルを起こしていくことでsmall humansの小さくて硬い世界に新しい世界が生まれていくんだろうなー(バトラーのジェンダートラブル思い出した)。
あり得ないとされてることをしていって、当たり前の枠をどんどん壊してく。結局周りの目に怯えちゃうのが自分だけどそれが分かってるだけでも違うかな、他人に自分の'当たり前'を押し付けないようにしようと思えるから。まぁ何もしないこと(=多数派の枠にはまる)ことが誰かに当たり前を押し付けてることにもなるよねって言われたことがあるが。

自分が今知ってること、認識できてることの範囲はすんごく狭くて、もっと大きい世界、知らない世界が外にあるって思って想像力と柔軟な頭を持てたら優しくなれると思う。
混沌で何も分からない状態とか思考外だった'分からないモノ・コト'は怖くて抵抗感あるかもしれないけど、でもただ一つわかるのは皆''be kind!''
シンプル。隣人愛。

混沌をそのまま受け入れられる人は最強です。


すごく感動的に語りかけてる感じがちょっと押し付けがましい&恥ずかしいけど良かったと思\( ˆoˆ )/
かわうそ

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