セーマン

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのセーマンのレビュー・感想・評価

4.5
こういうぶっ飛んだ映画ってどうやって制作されるのだろうか、と鑑賞しながら疑問に思い、またひたすら感心しまくっていた。
当然思い付きで撮影を進めているわけでなく、入念な打ち合わせと計算のもと進められているはずで、その制作過程にとても興味を持った。
個人的にはとても楽しく見ることができたが、特に映像の編集が刺激的かつ美しく、こういう映像のもとになった絵コンテってどんな感じなのだろうかと、先に述べたように、制作サイドのことが気になってしまったのはなぜなんでしょう?
また、キャスティングも謎で、なぜこんなに普通の人ばかり出てくるのか。しかし彼らがしっかりとはまっている。特に主人公の娘役の華のなさ(ごめんなさい)と役へのハマりっぷりはお見事でした。あっ主人公と旦那さん役もね。税務署?のおばさんもね。他の皆さん全員ね。
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