ぐるぐる

テオレマ 4Kスキャン版のぐるぐるのネタバレレビュー・内容・結末

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

よくわからなかったというのが正直なところ
聖書をよく知ってたら物語も追いかけられたんだろうか
家族が1人の青年によって狂わされていくわけだけど、狂うというか一種の解放のような感じもする
その解放が一体何をたとえているのかいないのか…よく分からんかった
娘は1番可哀想で彼女だけは解放ではなかったかもしれない
肉体に精神を閉じ込められてしまった
母親は罪悪感と戻らぬテオレマと清き自分を嘆きながら性に溺れ、息子は到底自分とは思えない自己を見出しそれはそれで自分として受け入れつつ芸術の道を切り拓いた
父は駅で青年に目線を送りながらその後裸になり、気付けば広大な火山?の大自然を叫びながら走ってた
あとお手伝いさんは謎の村で病気の子どもを治したり、空中浮遊したりして崇め奉られた挙句土に埋められてた
テオレマが周囲の人間に絶大な影響力を持つ人げであることはよくわかったけど、彼自身も一体なんのたとえだったのかさっぱり分からない