事前情報あらすじのみでsaltburn的なやつかと思って観てたら、めちゃ抽象映画でびっくりした。静かだし展開わけわかんないしで、1時間半しかない映画なのに2回くらい気づいたら寝てた。
この手の映画をあまり観てないから彷彿とさせる映画として連想するのはゴダールくらいだなー。
映像美はえぐい。あとほとんど台詞ないけど、その一部は古典小説みたいな重厚さを持ってる。まじで意味わかんないストーリーだし、感情移入とかしようがないくらいそもそもどういう状況かわかんないけど、一方でこういう現実的な形式を超えようとする映画があることに救われもする。
冒頭も踏まえると資本主義批判が根底を流れているとも解釈できると思う。家族、システム化、金、階級、感性、理性、道徳とかについて語ってる。