けーな

わたしの可愛い人 シェリのけーなのレビュー・感想・評価

わたしの可愛い人 シェリ(2009年製作の映画)
2.8
フランスの女流作家コレットが、1920年に書いた小説「シェリ」が原作。フランス文学の代表作で、とても有名らしいけれども、フランス文学に、全く知識がないので、全然知らず、どんな話なのかも分からずに観た。

フランスのベル・エポック期(19世紀末の最も華やかなだった時代)に、ココットと呼ばれた高級娼婦のお話。ココットを引退して優雅に暮らしていたレアが、仲間のココットから、息子の教育係を頼まれ、引き受け、親子ほどの歳の差の2人は、恋に落ち…。

美しい話だと言われているようだけれども、全然合わなかった。小説は、良いのかもしれないけれど。

ラストには、ちょっと驚いたけれども、そういう話の展開は、嫌いじゃない。

ミッシェル・ファイファーは、あの歳で、とても美しいとは思うけど、なんか痛々しく見えてきちゃって。

シェリを演じたルパート・フレンドも、先日観たばかりの「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のアルバート公の時の方が良かった。同じ年に製作された映画だ。

シェリの母親が、キャシー・ベイツで、彼女も高級娼婦だったっていうのが、信じられない(笑)。

エドメ役のフェリシティ・ジョーンズが良かった。
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