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わたしの可愛い人 シェリのnibiのレビュー・感想・評価

わたしの可愛い人 シェリ(2009年製作の映画)
4.1
原作は1920年出版の小説「シェリ」。
落とすには小国の国家予算と同じだけ必要、ぐらいの超高級娼婦をしていた40代後半のレアと、娼婦仲間の息子シェリ19歳の恋物語。

フランスだし、時代物だし、恋愛観がものすごく大らか。二人の関係だけでなく、お互いどういう生き方をしてきたかがよく出てて面白かった。母子家庭なのに金と説教だけで育てられたシェリがレアを求める理由とか。それぞれプライドが高いのもいい。

で、とにかくきれい!
キャストもドレスも内装も庭も、豪華でハイセンス。 ただ宝石ゴテゴテじゃなく形から凝っててとても好みだった。19世紀の範囲内だけど、感性は現代って感じ。
優雅な生活が目の保養だった。
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