《苦手ジャンルでも遂に新海誠は転ばなかった》
なななんと!公開前に試写会!しかも完成披露試写会で観賞してまいりました!
しかもこのFilmarksで応募したやつで当たりました!
ありがてぇー!
もう新海誠と野田洋次郎を生で一緒に観れただけで十分です…(笑)
とは言えこの作品、
すんげぇ不安でした。
ずっとホームランを打ち続けてる新海誠。
しかし知っている、一度だけトンでもないぐらいコケた作品を作ったことを。
それが『星を追うこども』。
『秒速5センチメートル』の後に制作されて、期待を胸に観たんですが…つまんなくした『ゲド戦記』でした。
(そもそも『ゲド戦記』がつまらないのがミソ)
本作は予告からその感じが出てたんです。
冒険もの…不安しかない。
いや、大丈夫だった!(笑)
ちゃんとしてました。
新海誠の世界観でキチンとファンタジーが成立していて、
それでいて誰も観たことの無い作品になっていました。
今までも天災を描いてきましたが、今回が一番天災と真っ向から殴り合いするような作品です。
人の力ではどうにも出来ないものを、作品の中だけでは命を懸けても止めようと。
毎度毎度新海作品は声優陣が素晴らしいですが、本作も本当に全員見事でした。
ただ主人公が女子で、お馴染みのモノローグがなかったのが残念でした。
やっぱり新海作品と言えばな感じなので。
今回もRADWIMPSが全ての曲を担当してますが、劇中歌がないのかぁ…
『君の名は。』で曲が多くて叩かれて、
『天気の子』で更に曲を増やすと言うことをして大好きだったんですけどね(笑)
ただそういった意味ではPVのような作りが少なくて、一本の映画として完成度が高かったです。
ただこれだけは言える!
オープニングタイトルの出し方は新海作品で一番カッケェ!!
※追記
11/20イオンシネマシアタス調布にて2回目観賞。
2回目を観たんですが、
圧倒的に2回目が面白かった!
モノローグとRADWIMPSの楽曲に期待ばかりしてたので、
正直ガッカリしたところもあったんですが、
一つの作品としてみた時にかなり満足度の高い作品だなと。
そして新海作品で一番挑戦的で、一番メッセージのある作品だなと。
2回目を観てかなり評価が上がったので観て良かったです。