龍の映画旅

すずめの戸締まりの龍の映画旅のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
メアリと魔法の花 と もののけ姫 を混ぜたような雰囲気でした。
親元を離れた後の色々な人との関わりとその中での関わりによって人間の優しさが伝わるようなストーリー性でした。
所々で笑いのあるストーリーだったのでその辺りが今回のちょい見所ポイントかも知れません笑
ですが、ストーリーが進む中で主人公自身の感情を自分自身が気づかないうちに曝け出していくストーリー性は「新海誠先生」ならではの作り方なのではないかと思わされました。また、この作品での一言一言の言葉の重みがある感じがとても好きでした。
ストーリーの展開的には少し物足りなさが感じられました。 
天気の子や君の名はと比べてみると、もう少し物語の展開を捻じ曲げて最後の展開を予想できないようなものに仕上げて欲しかったです。
急展開という状態まで持って来させず今までの展開から大体のストーリー性を予想できてしまう感じのストーリーだったので物足りなさが出てしまったのかと思いました。 これに関しては、自分の感想なので人それぞれって感じです。

自分的には、新海誠先生の秒速5センチメートルのような切なさを演出した映画になるかなと少し期待していたのですが、綺麗な終わり方で映画としての印象的な物足りなさが出てしまったのかもしれません笑。

結果 少し厳し目かもしれませんが。
ストーリー  ☆☆☆☆
曲      ☆☆☆
作画     ☆☆☆☆☆
工夫     ☆☆☆
総合     ☆☆☆☆
上から順番に評価基準
ストーリーの良し悪し 曲と物語の相性の良さ
作画の良さ      万人受けか否か
ストーリーの見終わった後の満足度

自分的には、曲に関しては悩みました。 すずめの涙などに関しては、物語にとても合った音楽だと思いましたが、物語と同時に流した後に感情が揺さぶられるような迫力が感じられなかったと思い3になりました。自分的には天気の子が5になるレベルだと思ってます。曲調と音楽を流すタイミングが完璧なのと音楽の明るさの調整が素晴らしかったです。
万人向けか否かは、評価基準としては曖昧です。
今回のすずめの戸締まりは万人向けだと思います。 新海先生の作品の中で万人向けではないと思ってるのは秒速5センチメートルや星を追う子供ですね←自分はこの映画かなり好きですけど笑 
作画はいつも文句なしです完璧
               長く書きすぎた
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