ソラ

すずめの戸締まりのソラのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なく鑑賞し、震災の話でちょっと驚いた。

女子高生のすずめはある日、偶然出会った旅人・草太の後を追いかけてたどり着いた廃墟で、不思議な力を持つ扉を見つける。草太は天災をもたらす「ミミズ」が扉から出ていかないように鍵を閉める「閉じ師」だった。草太に掛けられた呪いを解き、大災害を食い止めるための二人の旅が始まる-。

声優陣がとても豪華!!深津絵里さんと神木隆之介さんが出てたって全然気づかなかったな~。新海誠監督の「君の名は」「天気の子」「すずめの戸締まり」で、今回が一番好きだった。最初にミミズが出てきた時、一体なんなんだ!って漠然とした恐怖感にかられてすごくよかった。私は未だに「もののけ姫」の巨大化したシシガミが怖いんだけど、あれを思い出した。

主人公を好きになれきれなかったのが辛かったかな。最初からさん付けしてる時点で距離感は感じてたけど、12年も一緒に暮らしてて、あんなに愛してくれてるのに、いなくなったら心配してくれる人がいるのに、自分の命を軽く見てるセリフが何度もあって腹が立った。言い合うシーンで、「家族になろう」ってたまきさんが言う回想場面が入ったけど、あれはすずめにとっては嬉しい記憶ではないのかな?
たまきさんに感情移入してしまって、悲しかったな。
あと、黒猫は一体いつ、どこから着いてきてたんだ??正体もよくわからなかったし.
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地震大国の日本が舞台で、現実とシンクロする場面は見る人が見たら辛いかもしれないとも思う。
ソラ

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