コブラ

すずめの戸締まりのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

なじむ実になじむぞぉ とか言って椅子が人間以上の運動性能発揮してたとこワロタ。もうずっと椅子でいいんじゃないかな?


同じような事やってる様に見えて前ニ作とは違う、結構踏み込こんだアプローチだったかと。
今回のセカイは3.11や1.17や9.1なんかを想起させる大震災をミミズだかナマズだかが引き起こしていましてね。

フタリにセカイが従属するのが常、な新海作品ではあるけども、現実の震災をぶち込まれると流石にこの消費の仕方は品が悪いというか、傲慢過ぎやしませんかねぇ、、、なんて思わなくもない。

フィクションの災害ならふーんってな感じで鼻ほじっていられるんだけど、万人死んでる実際の震災が起きたのも、閉じ師だかゴト師が頑張れなかったからなんでしょこのセカイでは。師共には猛省を促したいし地質学舐めんな。知らんが。
などとフィクションと現実をごっちゃにしてまでいちゃもん付けたくなるのは多分更年期のせい。

アニメーションはとても楽しめた。リズムというか挙動と音のシンクロは相変わらず気持ち良かったし、都合の良い展開もサクサクさばいてくれるので、退屈は全くしなかった(恥ずかしいは沢山あったけどそれは毎度の事)。

街々の一期一会は別に必要ないと思うんだけど、あんまりにテンポが良いのでなんだかアッタカイもん観たなぁって誤認しましてね。
そゆとこは元々あった資質なんだろうか。「君の名は」以前にはあんまり感じた事なかったけども。まあ各方面からのプレッシャーもあるんだと思いますが。



もっかい観たら違う感想抱くのかな。
レンタルをのんびり待つか。
コブラ

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