このレビューはネタバレを含みます
想像より良かった！
新海誠監督の作品、初めて観たけどずっと映像が瑞々しくて美しかった。
行く先々で出会う人とのドラマも面白かった。ロードムービー大好き人間なのでその点も満足。声優陣の演技も素晴らしかった！深津絵里とか染谷将太とか全然気付かんかった。そんでもって神木隆之介ね！！！鑑賞中ずっと「良い声やな〜声優さん誰やろう」って考えてたけど貴方だったのね！！相変わらず魅力的な声と演技だわ！！
震災というデリケートな題材ではあるけれど決してエンターテインメントとして消費するわけではなく、監督なりのやり方で被災者や被災地に寄り添った内容だったと思う。
登場人物に喋らせすぎかなー？という印象は受けたけど、要石に助けを求めるシーンでの草太のセリフは凄く良かった。「死と隣り合わせではあるが、生き長らえたい」って、ささやかな日々ってそれくらい尊いものだよなぁ。
ただ何点か気になるポイントもあった。
一つはダイジンの目的が分かりにくいところ。あれほど引っ掻き回しておいて、最終的に要石に戻るんかい…と少し困惑。あとすずめと草太、出会ってからそんなに月日経ってないはずなのに、心通わすの早いな…って個人的に思った。自分が要石になってもいいって言えるくらい草太を想うのはまだ早くない？特別な人との絆に時間なんて必要ないんかな。
あと細かく気になる点はあったけど終盤の盛り上がりが凄まじかったから、途中で気にならんくなっちゃった。
まあ、うだうだ言ったけど全体的には大満足です！！しばらく余韻に浸っちゃう〜！！！
