このレビューはネタバレを含みます
公開翌日に鑑賞。
前作「天気の子」よりも全体的に好みでした!
かなり序盤で物語がしっかり動き出すし、中だるみもなくてあっという間でした。
全体的に「ハウルの動く城」オマージュに思えるとこが多くて、個人的には嬉しかったです。
(過去、未来の自分が会いに来てるところとか、ソウタが長髪な感じとか)
私が1番泣きそうになったのは、幼い頃のすずめがお母さんを探し回っているところ。
大人になったすずめが「本当は分かってたんだ」と言っていることから、深い悲しみを受け入れることが出来ずにもがいてるのが描かれていたけど、東日本大震災で実際にそのような人が本当にたくさんいたと思うと、かなりしんどくなる。
あと、環さんとすずめがぶつかり合うシーンは泣きそうになった…
ダイジンとサダイジンの関係性とかが今回の深堀ポイントとなるので色々な解釈がありそうだけど、私は、
ダイジン=子供の頃要石になった
サダイジン=親になってから要石になった
という解釈が1番しっくりくるかな、と。
ダイジンの、「うちの子になる?」と言われてなんの疑いもなくすずめのことを信じる姿や、遊びたい様子の純粋無垢な感じと、
サダイジンの、環さんに闇の本音を言わせた感じからするに、明らかに年齢差がある。
"要石になってからの年数の違い"という解釈もあるけど、ソウタのおじいちゃんとサダイジンが元々関わりがありそうなので、恐らく要石になる前から交流があったのかな、と考える方が自然。
ダイジンたちの深堀がもう少しあれば良かったかな。
もう1回見たらなにかヒント見つけられるかも?
挿入歌で、80年代POPが聞けたのも個人的にはかなり嬉しかったです♩