さく

すずめの戸締まりのさくのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0
見てきました。江戸川乱歩原作『人間椅子』。椅子人間か? 私も椅子になって可愛い女子に踏まれたり座られたりしたいですね。

河村元気さんがどれだけ作品に影響を与えているのか不明ですが、新海誠さんと混ぜ合わせたことで作家性と大衆性を兼ね備えた作品を生み出し続ける結果となっているのは間違いないと思います。

前二作品も、色々言われることもありますが私は好きですし、本作を見てもやはり「大衆性を備えた新海誠すげー」と思いました。

しかし、一方で、わかりやすくヘヴィメタル・ハードロックに例えるとホワイトスネイクが『サーペンス・アルバス』でビッグバンドになったけれど、やっぱりミッキー・ムーディーとバーニー・マースデン時代がいいよね、とか、エアロスミスは『ロックス』だよね、みたいな感じを古いファンが抱く気持ちもわからなくもないです。私はそこまで旧作品群に思い入れはないですが。

かえってわかりにくくなりましたが、私的には文句なしの5点満点です。
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