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すずめの戸締まりの七のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.5
「要石」と言えば旅行で訪れた鹿島神宮、香取神宮を思い出します。
「岩戸」「戸を開ける・閉める」「宗像」…こうしたキーワードから、この映画は現代の『古事記』ではないかと想像しました。今作の制作にあたり新海誠監督も神道について研究されたようで、私もこの映画を観て更に神道や神話への興味が湧きました。
今作は東日本大震災をより直接的に描いています。日本の伝統が薄れつつある今、震災から10年が経過した今だからこそ観るべき映画だと思います。
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