相変わらずの映像美だった。特に、草木や花びらの映像は心奪われた。ただ、星空の美しさを主張したいのは作中のキャラの発言からも分かるのだが、あまりにも露骨なキラキラ感で少し品が無いように感じてしまった。
作品の内容については序盤は人と人との繋がりが垣間見えて、ハートフルに感じたが、ストーリーそのものはなんともなーと感じた。色々な所でこれってどういうこと？なんでこうなるの？それはなんかおかしくない？って思うことが多くあり、あまり作品そのものに没頭出来なかった。
あと、いきなりすれ違ったイケメンに恋する所まではまぁ分からなくは無いが、そんな誰かも分からない男に命を賭けられるのは現実と少し乖離してるのかなとも思った。(ファンタジーだからしょうがないのかもしれないが。)
そして、スズメたちが扉を閉める際のセリフで、友人のモノマネを思い出してしまい心の中で笑ってしまった。
世間的に見ても面白くない映画という訳では無いと思うが、多分自分には合わない系統の映画だったのかなと思った。
