【好きだったとこ】
めちゃくちゃ細かいところ、普通じゃモーション入れないところまで動いてた。そういう意味で今回の映像は没入感すごい。
すずめが旅の途中で会う人たちの、あたたかさが好き。
草太の「命がかりそめ〜私たちは永らえたい。」のセリフもセリフ回しも好きで、ここがこの映画館の核なのかなと思った。
【好きになれなかったとこ】
すずめの行動原理が、今までの2作より分かりづらくて置いてけぼりになってしまった。
震災や災害についての描写が直接的過ぎて、被災者ではないけど途中で劇場を出たくなるぐらい辛かった。君の名はぐらい想像の逃げ場があった方が僕的には、辛くないなぁと。
でも直接的に言った方がいい!っていう人の意見もわからんでないからムズい。
前半のダイジンの発言がバイオレンス過ぎて、急に良い奴になられて困ってしまったし、沢山の子供がこの作品を見てると思うと更にこわい。あと、椅子というものの必然性もイマイチ伝わってこなかった。
東京の人って冷たいよねっていうの分かるけど、あまりにも差別的に描かれすぎてどこか寂しかった。
新海誠タッチに慣れてきてしまったのか、一枚画としての力強さとかMVっぽい音楽の使い方がなくて、少し寂しかった。
君の名は、天気の子は割とすきなタイプの人です。