桜内曜

すずめの戸締まりの桜内曜のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0
新海誠にしか描けない物語
良かったところ
いやぁーこれは予想外だったはこんな
いいって聞いてないよ、泣いたわ
まず掴みが完璧なんだよね、一気に世界観に引き込まれた、タイトルの出方は完璧だった

そこから展開するストーリーも面白く、
二時間あっという間に過ぎた
なんでこんなにこころを
えぐってくるんだよ、涙腺緩みまくりだよ
序盤からこの映画が何を描こうとしているのか曖昧にだけど描かれる
一応ここでは隠してはおくけどこれから 見る人は公式が出している注意喚起は
読んで 置いた方がいいかもです、
自分は そういった描写があると知って 見たけど

まぁしんどかっねぇ、人によっては目を
背けたくなるかも知れないけど
それでもこの題材をアニメーションで
描いたことがまずは凄いと思う
中盤戦の東京のところの絶望感ヤバかった
今回は絶望感や恐怖を感じるところが割りとあったのが印象的だった
終盤に至ってはもう号泣した
あの決着の付け方はなしですよ
笑えるところも多くて、楽しくみれた
新海監督が何を伝えたったのかはまだ
完全には理解出来てないけど言いたいことは伝わってきた
賛否が別れるのをわかっていながらこの
作品を作った新海監督はやはりすごい監督
だな

声優人はまりすぎだろ、原菜乃華は新人とは思えん、松村北斗も思ったより違和感なかった深津絵里うますぎやろ
エンドロール見ててえ!あの役深津絵里だったのとびっくりした
神木くんは1人だけ別次元の上手さを
持ってた

作画は安定して良かった、風景はやはり
綺麗だった、人物の作画は今までのと少し似てたかな?ダイジンと椅子(草太)とチェイスシーンはいい作画で描いてるから
見入ってしまう

映画の半分ぐらいはロードムービーなんだけどそれがまた面白いんだよな
途中から場所がある一点に向かって行くん
だけどその場所がまさか、あそことは
どこに行ったかは劇場で確かめてください
そこからの展開は情報量多と思ってた
上と下で色々起こりすぎやろ

タイトルの意味が映画の最初と終わりで
違って見えるのがいいんだよな
脚本が神過ぎてこんな話よく思い付いたなとしか言えない
新海誠の作家制が発揮された挑戦的な
作品だった、この作品を今作り今劇場で 見ることにこそ意味がある
色んな人に見てほしい作品だな

悪かったところ
ダイジンの扱いが場所によって違いすぎるかな前半と後半で全然違うキャラだし
やりたいことはなんとなくはわかるんだけどなんか腑に落ちないんだよな
所々でうん?って思うところはあるけど
ストーリーが最高だったからヨシ
桜内曜

桜内曜