あおい

すずめの戸締まりのあおいのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.9
2022年 70本目の鑑賞

映画館で鑑賞。評価にすごく悩んだけど、君の名はに4.0をつけているので、それよりは劣るだろうと思い3.9。映画館補正もあるやろからこれが妥当なんかな。

映像と音楽で魅せる作品。冒頭のワクワクする感じ、これから何が始まるんだろうと言うドキドキを味わえる演出が素敵だった。

後半訳もわからず涙が溢れてくるシーンが多かった。クライマックスは特にいい。この作品は、個人的にはすずめではなく、すずめにかかわる周りの人たちの温かさや優しさが際立つ作品だと思った。チカちゃん、スナックのママ、育ての親の叔母さん、芹澤とか…。駐車場で本音を言い合うシーンよかったなぁ。

神木隆之介がとてもいい味を出してた。全体的に題材が暗いから気が重くなりがち。苦しい場面も多い。そんな中でノー天気で明るく希望を持って生きているような青年を演じていてとても素敵でした。

世界観は素晴らしく、映画館で見るべき作品なので上映中の鑑賞をおすすめしたいです!

個人的には、映画を見終わった時に色々疑問点が残る。まず、すずめが要石をひっこぬかなければこの話って始まらなかったのかな?だとしたら、すずめがヒーローぶりすぎてると言う印象。そこがマイナスのポイントだった。
あおい

あおい