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すずめの戸締まりのsaekoのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.8
作中で響く地震予報や津波警報の音に身が固くなってしまい、予想以上に当時の記憶がトラウマとして刻まれていたんだなと実感した。だからなぜ新海監督はこのモチーフで作品をつくったんだろうと思ったけど、辛い記憶を喚起してでも11年前の惨禍を忘れてはいけないというメッセージだと思うと腑に落ちた。映像は相変わらずきれいでキャラも魅力的でとても面白かった、作中で説明しきれていない伏線がちょこちょこあってあとから確認しないと咀嚼しきれなかった点だけが気になったところかな。
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