KeikoShinonaga

すずめの戸締まりのKeikoShinonagaのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.3
2回鑑賞
さらに小説も読みました

こんなにハマると思わなかった

何にこんなに心臓わしずかみにされたかというと、ダイジン…切なすぎる
激かわすぎる!

激痩せだったのに、すずめの言葉できゅるきゅるきゅぴーん✨となったかと思えば、また元の激痩せになったり…
怖いこと言ったり、やっぱり可愛かったり、切ないこと言ったり…

夏目友人帳で、神様は人間の信仰心で立派な姿になったり、だんだん小さくなったり薄くなったりしていたな…と思い出したけど、神様は人間の信仰心しか栄養となるものがないんだなと…
あとは、神様に社会性なんてないだろうから、メチャクチャなのかなと思ったけど、サダイジンが出てきた時は、ダイジンはただの子どもの神様なんだな…に変わったんだけども
とにかく、ダイジンは何が目的なのか…と考えているうちに、その振り幅にまんまと引き込まれ、まんまと切なくなってしまった

日本には美しい景色と美しい人たちがたくさんいるんだなとしみじみ思う
小説版で、新幹線の中から流れていく景色を見ながら「この景色の中に住んでいるほとんどの人たちと出会うことはない」的なことを思うシーンがあるんだけど、行ったことがない土地にもいろんな人たちがいろんな生活を送っているんだろうなと、なんだか愛おしさが込み上げてくる映画だった

全2作よりも、音楽がとてもよかった!
ダイジンを追いかけてフェリーに乗り、対峙からのまたねーー!のシーンのリズム感
ミミズのシーンの音楽
ルージュの伝言

もう一回見たい

サダイジンのダイジングルーミングは何万回も見たい
KeikoShinonaga

KeikoShinonaga