ずんだ

すずめの戸締まりのずんだのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

結局猫が何をしたかったのか全く分からなかった。仕事放棄したのになぜまた石になろうかと思ったのか、閉じ師がいるならなぜ311は防がれてないのか?色々と謎。
おばさんの本音とかもただただ不快。
内心そんなふうに思ってるなら東京まで追っかけてこないよ(311で親を亡くした子供が沢山いるのにフィクションとはいえよくそんなセリフ言わせようと思えたね)
311を題材にするなら監督は自分の性癖かいてないで地震や津波だけじゃなくその裏側、被災者に向けられた一部の人による差別とかも描くべきなのでは?(福島は原発でかなり差別うけた。←美味〇ん〇とかひどかった。同じ福島県民でも差別はあった)だから東日本大震災の時は原発で差別があってこうだったから次どこかで震災起きて原発問題でたらは差別しないで助け合おうみたいなテーマも少し入れてほしかった。
311のノートが黒塗りになってる所とか色んな人の日常のいってきます!のところでちょっと泣いた。映画に泣かされたのではなくあの頃の記憶が蘇って泣かされた感。
震災の前の日、学校でまた来週っていつも通り手を振って別れた親友は津波に流され二度とかえってこなかった。(今も行方不明のまま)それを思い出した。やはりあの震災で身近な人を亡くしてる人は見ない方がいいかもしれん。
311を実際に経験してない人は感動するかもしれんが実際に津波や瓦礫の山をみたりしてる人からするとストレスでしかない映画。
311をファンタジーにもっていくのはまだ早すぎ、そしてファンタジーならせめて日付は311じゃなくていいんじゃない?
もし監督が被災者ならこんな中途半端な映画は作れないと思う。逆に言えば被災してないからこそ作れた映画。そして311にこだわるのなら原発もかくべき。
311に向き合ってるようで向き合ってない。
椅子に座るとか踏むとか新海誠の性癖。
この映画が賛否両論なのは芹澤が被災地を見て綺麗だと言ったのとすずめがそれを聞いてここが?みたいなこと言ったのと似たような感じなのかな。実際に経験した人とテレビを通して見た人との感じ方の違い。まぁ、経験してなくても不快と思ったり経験しててもよかった!っていう人はもちろんいるだろうけど大半はそうなのかなって
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