すぽんじ

すずめの戸締まりのすぽんじのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.3
【タダ券とトイレ大会と猫】

懸賞で当たった年末までの劇場鑑賞券をギリギリでいつも生きていたいタイプのすぽんじは12/27になってもまだ握りしめていた…=͟͟͞͞•̫͡•ʔ੬̾ჰ̾
「何なら31で良いじゃん!」って言ってたけど周りから「混むぞ!座席ガチャの難易度上がるぞ!」とビビらされたので『かがみの孤城』と迷った末に本作を観ることに。

しかし時すでに遅し。世は既に冬休み時代!! ﹙ワンピ冒頭のテンションで﹚
お…おじいちゃんとお孫ちゃんセットに四方を囲まれたぞ…!! ﹙座席予約時は私含め9人だけだった﹚
これは『トップガン マーベリック』鑑賞時のリバイバル ﹙トイレ大会﹚あるか…と腹を括ってたら、お孫ちゃんのトイレ大会 ﹙におじいちゃん付いてってあげるの巻 ﹚だった…!!

そうだよね…アニメ映画にしてはちょっと長めだもんね?新海アニメ少しづつ長くなってるもんね?
と思ったのは私だけじゃなかったみたいで、隣のおじいちゃんが終わりそうで終わらないエンドロール前展開に「まだ終わらんのかいw」ってツッコミ入れてた笑

全体的な雰囲気は同監督作『星を追う子ども』のリベンジという印象。
序盤はテンポ良いロードムービーが謎とどう繋がっていくのか楽しみだったけど、終盤、設定の謎が解明されないままの高速ポエミー台詞はちょっと脳に届かなかったʔ•̫͡•ོʕ

ただ、文字通り日本縦断するので、出てくる土地に共感を覚えやすい人の絶対数は増えるだろうし、コロナ禍で再会の難易度が格段に上がったのを味わった今観る再会シーンは格別だろう。……とかは本来アニメ映画を観ながら考えたくないんだけど笑、そういう方向ではよく作られてるな〜と思った。私はストーリーや設定の筋がちゃんと作られてて欲しいけど ﹙猛毒﹚

結果いちばん心に残ったのはダイジン。
猫を飼ってからというもの、映画の中ででも猫が哀しそうなのを観るのが日に日にキツくなってるのに気付く。そういう意味でも観てる間じゅう早く家に帰ってナデナデしたいと思ってしまった。そして案の定帰っていつもより長めにナデナデした⁽⁼̂ᐢ‐ᐢ⁼̂⁾◠ ̴

2022/12/27劇場@シネマサンシャイン