このレビューはネタバレを含みます
絵日記が3.11から真っ黒に塗り潰されていた4歳の鈴芽の心の傷の深さを感じたときや、鈴芽を助けてくれた人たちが別れ際に必ず抱擁してくれる温かさに涙が止まらなかった。
そのシーンを思い出した今、また涙が出てきた。
まだまだ掘り返すことができるくらい深かった。
ついついツッコミたくなるようなセリフもあったけど、それもひっくるめて観てよかったと思える作品だった。
入場者プレゼント「怖い夢を、あなたがもう見ませんように 〜環さんのものがたり〜 」では、姉の娘を引き取った環さんの苦悩や葛藤が書かれていて涙が溢れた。
劇中には流れないTamakiを聴いてまた涙。
2022年の締めくくりに相応しい映画だったな〜