JASTICE

すずめの戸締まりのJASTICEのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.0
設定の違いこそあれど、ストーリーは天気の子とほぼほぼ同じ。クリエイターとしての矜持は無いのか。

誕生日にイスを作ってあげる親、それを喜ぶ子ども。いますか?母親の形見だからといって足が欠けたままのイスをずっと置いておく子ども。いますか?
まあいるかもしれないが極めて普通ではない。

これに象徴されるように、ストーリーのためにこじつけられたような設定が全てにおいて感じられ興醒め。

街の風景にはメーカー名を出すほどリアリティを追求してるのに、鈴芽が自転車で走るシーンや空から落ちてくるシーンでスカートが1ミリもめくれないのはなぜ?

刹那的な画面の美しさや意味ありげなセリフのパッチワークで一つの作品として到底成立してると思えない。
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