仕事がずっと続いてて疲れて眠くて、何度もカクンカクンとなった私が言うのもなんだけども。
ずーっと登場人物がしゃべっててなんか説明してんなあうるさいなあと思ってただけに、ストーリーはとてもよくわかったぞ。
この作家:新海誠さんは観客に委ねるということを本当にしない人だ。テレビで見たけども、絵コンテ描いて動かしながらセリフも自分で全部しゃべって録音してしまうそうで、きっとそこから何かを省くことができなさそうな人だなと思った。オレがこう決めたんだからこうなんです文句言うな、と言ってるみたいだ。
主人公が何故選ばれるのか、何故にそこまで頑張るのか、その行動に何の不安も迷いもないのか、とにかく走り続ける物語だよね。
そしてこの国にとってこんな大きな大きな出来事を、実に都合の良いファンタジーにしてるのも相変わらず。いいのかなこれ。
ついでにわたし九州だから、死語〜な方言もちょっと気になったなあ。
ビジュアル、アニメーションの美しさはさすが。
新海誠作品は、もはやそこを見に行く映画なのかなと思う。
劇伴も今回はRADWINPSのPV感が鳴りを潜めてて良かった。
意外と北斗くんのセリフは違和感なくて驚いた。
いろいろ書いちゃったけど結局寝てしまったので、スコアレス。平均点下げて申し訳ないけど、2回目見に行こうとは思わなかった。
ちなみに私、直近の3作では「天気の子」がベストな、レビュー読んでたら珍しいみたいな人。