オープニング。扉を締めタイトルコールが出てくる演出がお気に入り。
前半部分のロードムービーはかなり良い。旅がしたくなる。
後半、東京に来てからは展開がかなり早い。主人公以外のキャラの描写が少ないため行動原理がたいへん分かりづらい。というか雑。特に猫(ΦωΦ)。
ラストシーン。この映画はハウルの動く城を再構築したものだったのだと、観客に気付かせる演出は見事。天気の子はエウレカセブンだったけれど、君の名は、の元ネタは何なんだろう。
商業的な映画作りをしつつも、自分のフェチを最大限に詰め込んでくるバランス感覚。新海誠は現代の良きアニメ監督だなぁとしみじみ思う。