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すずめの戸締まりのRYullのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

新海誠さんの作品は、「君の名は」、「天気の子」の二作品視聴済みで、天気の子が2回目以降から感情の起伏する感動がなく、松村北斗くんが声優を努めているとの事で見ました。


好きではない点
・始まりが、すずめのやらかしからだったこと

・家出少女になり、街中の人に変な感じに見られている所。実際第三者視点から見るとそうなるが、主人公視点に立ち辛く感じ個人的に好きではない。

・過去、現在、未来が通ずるところ(宵の世界、死者の世界)での冒頭のシーンから、16歳のすずめ(未来のすずめ)が4歳のすずめに渡したということだったというのがわかりやすい伏線回収で、うーんっと思った。

・最後まで「だいじん」の心情が分からず、なぜずっとすずめを助けていたのか、もしそうたの祖父の願いだけとしたら、そこまで忠実な訳が分からないところ。


好きなところ
・「さだいじん(?)」の黒猫がすずめたちを守るために、ミミズと戦うシーンは迫力があり、アニメ版怪獣バトルを見てるような感じで良かった。

・結局「だいじん」が自己犠牲で終わらせる点が、心情が全てわからなかったが、すずめを想っていたというのが強くわかるので、悲しくも良かったと思いました。

・前作の天気の子といい、今作などの自然現象を可視化して映像化してくれるのはわかりやすく面白いので、私は好きです。
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