登場人物全員、絶対に幸せになってくれ
こんな世の中でも、人に優しくあれる人の姿かたちを描いてくれて心が満足した。
本当かは知らんが、竜とそばかすに怒った新開監督によるアンサーともいえる映画、の意味になるほど納得した。
あと自身の映画のオマージュが大量に見受けられたけど、やっぱり集大成なのかな。
とある映画のあの掌へのすきだシーンから透けてみえる宗像さんでよかったよ。当時の(いや名前書けや…!)のツッコミがこれで昇華されました。
唯一の事前情報だった謎の男は、ハードルが上がりまくっていたにも関わらずそれを上回る非常にいいキャラでした。生まれてきてくれてありがとう。お友達になってほしい。
さらに声帯が神木隆之介だったから結論神木くんありがとうでしかない。
物に魂が宿る付喪神の考え方から始まり、地震は大地の怒りか、日本各所に封印が残っている、それを守る人々がいる、死と生の狭間の世界、と和風?ファンタジーに全力で振り切ってて好印象でした。
あとダイジンは可愛さ余って憎さ百倍かと思いきやのただの可愛さ百倍だった。