なす

すずめの戸締まりのなすのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

○ネタバレ非表示推奨○


環から鈴芽へ、鈴芽からダイジンへ
たった一言で縺れ絡み合っていく表裏をストーリー性として成り立つよう上手いこと表現されていたことや、
本当にあったことが過去としてではなく知識として変わっていく今、忘れないでと力強く、表現されていた。正直人によっては過去の黒い部分であり、見るに堪えないかもしれないが、それでも今私たちは生きてるんだと、生きていれば支え合えるんだよと、伝えてくれる大事な作品。

ジブリのオマージュも所々あるから、星を追う子どものリベンジみたいで興奮したと彼氏が言っていて、そういう楽しみもあるのかと感心した。君の名はと天気の子はフィクションだという思いで見ていたけれど、この作品は実際に起こった震災を題材にしていた分、親近感も湧いて、3作品の中で1番好きです。
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